阪急バスと阪神バスが2月1日から、IC定期券の相互利用を始める。
両社が発行しているIC定期券の「hanica定期券」は現在、発行会社のバス路線でのみ有効で、西宮市内に両社が設定している220円均一区間では、券面の金額が同じでも両社にまたがっての利用はできない。
2月1日から始まる相互利用サービスは、発行会社ごとに用意する必要のない定期券でバス利用客の利便性向上を図るもの。
利用の一例では、北夙川地区からJR西宮まで阪急バスを利用し、JRへ乗り継いで甲子園口から武庫川団地方面の阪神バスへさらに乗り継ぐ場合、1枚の定期券で済むことになる。
相互利用は、通勤・通学定期券のほか、スクールパス、グランドパス65にも対応する。