12月8日、甲子園口商店街の5カ所の看板が新名称「JR甲子園口ほんわか商店街」の看板に生まれ変わり、同日除幕式セレモニーが行われる。主催は甲子園口ほんわか商店街プロジェクト実行委員会。
読売テレビ放送の情報バラエティー番組「大阪ほんわかテレビ」と同商店街のコラボレーション「ほんわか商店街プロジェクト」の一環として実現した同企画。同商店街は、駅前商店街・中央商店街・本通南商店街・センター街の4つの商店街から成る約200店を擁する大型商店街で、これから長期的に商店街活性化のさまざまなアイデアを実現していくに先立ち、活動のシンボルとなる「JR甲子園口ほんわか商店街」の名前の入った新しい看板を各商店街に設置する。
セレモニーは10時30分から、地元幼稚園児がゆるキャラと一緒に駅前商店街から南本通り商店街まで練り歩くパレードで始まる。参加するゆるキャラは甲子園口商店街の「コウちゃん」や同市の観光キャラクター「みやたん」、同市の「ふくみみ福ちゃん」、兵庫県の「はばたん」、自衛隊兵庫地方協力本部の「ひょうちん」の5体。11時30分からは本通り南商店街で除幕式を行い、景品付きの約400個の餅まきも行う。
同時開催で、売り切れ次第終了のフリーマーケットや、居酒屋、焼き鳥、串かつ、バー、スイーツなど多彩なジャンルの全33店をテークアウト専門で食べ飲み歩きできるグルメイベント、音楽ライブや、大道芸などが一つになった商店街活性化イベント「JR甲子園口ほんわかワクワク市」も行う。
実行委員長を務める「串かつ一番」の桑原恵さんは「長年親しんだ看板といざお別れするとなると寂しい気持ちもするが、それ以上にプロジェクトの名前の通りワクワクが止まらない。新しく生まれ変わるJR甲子園口ほんわか商店街にぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。