ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)に所属する「兵庫ストークス」が7月16日、本拠地を西宮市に定めるとともにクラブ名を「西宮ストークス」に改称すると発表した。
同クラブの創立は2010年。ホームゲームを県内各地で開催するなど、広く兵庫県に本拠地を置くプロチームとして活動してきた。昨年の成績は18勝36敗。今年はリーグ優勝を目標に掲げる。
新生ストークスでは、2016年10月の新リーグ参加を見据えてクラブ名称やロゴなどを変更。ロゴには、従来のチームカラーと同じグリーンを使うとともに県鳥・コウノトリを意味する「Stork」の頭文字「S」を大きくあしらう。コウノトリの「どんな困難も乗り越え、羽ばたいていく姿」「幸せを運び届ける姿」を表現しているという。
「バスケットボールに対する西宮市の考え方に共感した。子どものバスケットボール人口が多いのも魅力の一つ」と運営会社の田中浩一代表。「市の協力を得ながら『まち』を盛り上げていきたい」と話した。