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「奏者も子ども連れ」 西宮のママさん交響楽団、創立1周年で初の演奏会

子どもをおぶいながら演奏する団員

子どもをおぶいながら演奏する団員

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 西宮の「ママさん」交響楽団が現在、初公演を間近に控え、最後の練習に励んでいる。

子守をしながらリハーサル

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 練習に励むのは「西宮きらきら母交響楽団」。団員は、子育ての傍ら音楽を続けたいと集まった母親らで、昨年5月に結成された。団員数は100人超。子ども連れで練習に励みながら、定期演奏会の開催を目指してきたという。

 公演は0歳の乳児でも入場可能。団員の中には「わが子をおぶったり膝に乗せたまま演奏に臨む人もいる」と馬場京子団長。「自分らしさを大切にしながら生きる姿を子どもたちの間近で見せてあげたい」と話す。

 演奏会では、スメタナ作「モルダウ」などを演奏する予定。欧州の国・チェコからドイツを抜け、本流に合流後は北海に注ぐ「モルダウ川」の様子を団員らの活動に重ね合わせて曲を選んだ。馬場団長は「団員それぞれが貴重な時間を持ち寄ってつくり上げた演奏に耳を傾けてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 公演は6月27日。会場は東灘区民センター「うはらホール」(神戸市東灘区住吉東町5)で、13時開場、13時30分開演。入場無料。授乳やおむつ換えができる場所やベビーカー置き場を用意する。

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