阪急西宮北口駅を中心に線路で分けられている4つのエリアを「光でつなぐ」というコンセプトで毎年開催されているイルミネーション合同点灯式が今年も11月16日、開催される。主催は西北活性化協議会。
アクタ西宮の円形デッキ中央に出現する光のツリー(2011年点灯時)
駅を挟んだ東西南北の4団体「アクタ西宮振興会」「にしきた商店街」「阪急西宮ガーデンズ」「兵庫県立芸術文化センター」が地域の振興・発展と活性化を目的に2006年に発足させた同協議会。「にしきたを音楽の街に」をモットーに、さまざまなイベントを開いており、今回の点灯式もその一環。
南西に位置する芸術文化センター前の高松公園では高さが約18メートルあるセコイアの木に約9100灯の電球を飾り付けるほか、16本のケヤキに合計1万8500灯の電球を設置。当日は18時、一斉に点灯する。点灯前後では関西を中心に活動するゴスペルグループ「Grace Note(グレース・ノート)」がコンサートを行いクリスマスにちなんだ歌を披露する。
「点灯前の落ち着いた雰囲気で歌う曲と点灯後の華やいだ光の中で歌う曲の2つのステージの全く違う雰囲気のギャップを楽しんでほしい」と同センター担当の岡田さん。「光と音楽の競演で一気に華やぐ感じを見てもらえば、クリスマスへのワクワクする気持ちが高まると思う。大きなツリーの前で行われるイルミネーションとコンサートを楽しみに来てほしい」と来場を呼び掛ける。
北東エリアの会場はアクタ西宮の円形デッキで17時30分にイベントが始まり、18時に点灯する。北西エリアにしきた商店街の会場は西宮公同教会前で18時に始まり、18時30分に点灯。南東エリアの阪急西宮ガーデンズでは18時に西北活性化協議会共通のシンボルであるクローバーのイルミネーションの点灯のみを行う。点灯期間はそれぞれ異なる。