大規模な改良工事を行う阪神甲子園駅で2月21日、拡幅した上りホームの供用が始まる。
同駅は2011年11月から、改良工事を実施。快適で使いやすい駅として、改札口の拡大や多機能トイレ設置などバリアフリー化を進めてきた。全体工事の完成は2016年度末ごろを予定。拡幅により野球開催時の混雑緩和が見込まれる。
新たな甲子園駅の象徴ともいえるホームを覆う大屋根は「白球」をイメージ。設置は現在、膜張りまで完了。引き続き照明工事や既存屋根の撤廃工事などを進め、2015年度末には上下線ホームの東改札側にもエレベーターを設置する。
広報担当の丹羽強さんは「拡幅に伴いバリアフリー化も進めているため、野球観戦の人だけではなく、お出かけや通勤など幅広い人に利用いただければ」と話す。