地元の店を食べ飲み歩きするグルメイベント「第1回今津バル」が11月2日、阪急・阪神今津駅周辺で開催される。西宮市、西宮商工会議所、西宮観光協会が後援する。愛称は「今バル」。

ガイドマップを片手に来場を呼び掛ける実行委員の田中さん

　「西宮あっちこっちバル月間」と銘打って、10月19日から4週連続土曜日に西宮各地でバル関連のイベントが開かれており、その3週目となる同イベント。同駅周辺では初めてのバルで、南は酒蔵通りから北は国道2号線にかけて、飲食店を中心に52店舗が参加する。前売りチケットがない現金払いのバルで、「バルメニューください」と注文するだけで、ワンコイン（500円）またはツーコイン（1,000円）で当日限定の各店自慢のメニューを楽しめる。

　開催時間中、参加者の「足」としてトゥクトゥク2台がエリアを巡回し、希望者を店から店まで無料で運ぶ。西宮のバルではおなじみとなっている青いトゥクトゥクのほかにもう1台、3人乗りの赤いトゥクトゥクも登場。西宮のバルで2台のトゥクトゥクが走るのは今回が初で、SNSで早くも話題になっている。

　「今津バルは古くからある店と新しい店が力を合わせて実現したイベント。西宮の中でもディープな地域なので新旧の店が入り交じる街の魅力をぜひ伝えたい」と同バル実行委員の田中忠雄さん。「今回初開催の今津バルに、ぜひお越しいただき、朝から晩まで一日中今津を満喫してください」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は7時～翌4時（バル実施時間は各店により異なる）。ガイドマップは参加各店や市の関連施設などで配布している。