阪神西宮駅北側、札場筋沿いに8月25日、「細打ちうどん池田屋」と「池田屋ガーデン」(西宮市和上町1、TEL0798-26-1190)が隣り合わせで同時オープンした。
大阪本町で25年うどん店を営んだ池田潤一郎さんが地元西宮で開店。女性でも食べやすいようにと細麺の稲庭うどんを製麺しオリジナルのかつおだしで提供する。うどんは全て鉄鍋で出すのが特徴。温かいうどんは冷めにくく、冷たいうどんはより冷たくなるという。
店内はテーブル8席で全席禁煙。海の家をイメージしたという併設のガーデンはテーブル5席で喫煙可能。店内では落ち着いたジャズ、店外では開放感のあるポップスを流すなど雰囲気づくりにもこだわりを見せる。
焼き長ネギ、ワカメ、天かす、炙(あぶ)り油揚げ、卵の黄身がのった冷やしうどん、とり味噌(みそ)うどん、カレーうどん(以上800円)、そぼろごはん(200円、ランチタイムは100円)。ガーデンで食べるうどんはセルフ方式で、全て50円引きで提供。うどんだしを使った「いか焼き」(250円)はテークアウトも可能。
「普通のうどん屋とは一味違う店づくりにこだわった。近辺では珍しい細麺をぜひ味わってほしい」と池田さん。
子ども連れで初めて来店した市内在住の山本志麻さんは「海の家ように席が広くベビーカーでも入りやすかった。夏場のエアコンが苦手なので店外で食べられるのはうれしい。今までにない初めての感じ」と話す。「冷やしうどんはコシがあっておいしかった。焼きネギやワカメと意外に具だくさんでびっくりした」とも。
営業時間は両店とも11時~22時。