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甲子園の土、観客へ配布-夏の高校野球開幕に合わせ

「甲子園の土」を埋め込んだ記念品

「甲子園の土」を埋め込んだ記念品

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 阪神甲子園球場(西宮市甲子園町)が8月9日、「夏の高校野球」開会式に合わせ観客に「甲子園の土」を配る。

土を埋め込んだ記念品を配る

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 「甲子園の土」は、黒土と砂を同球場独自のブレンドで混ぜ合わせたもの。春夏の高校野球では、グラウンドキーパーが片隅に寄せた土を試合に敗れた選手らが丁寧に集め持ち帰る様子がしばしばテレビなどで流れる。同球場が高校野球の前身「全国中等学校野球大会」の開催を目的に建設されたこともあり、土は同球場の象徴ともされている。

 配布は、同球場の90周年を記念して企画。土を埋め込んだ記念品を甲子園開幕日の8月9日に限り、中央特別自由席と1・3塁側自由席の観客に配る。

 「甲子園は、国内では最古。世界でも3番目に古いとされる歴史ある球場。90年という長い年月を重ねて来られたのもお客さまのおかげ」と同球場担当者。「土を持って帰ってもらうことで、さらに親しみを感じていただければ」と話す。

  配布時間は開門(7時)から開会式終了まで。

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