北夙川市民プールの通称で親しまれている樋之池公園プール（西宮市樋之池町）が7月1日、この夏の開放を開始した。

水深の浅い幼児用プール

　50メートルのプールと菱形型の幼児用プールの2種類を備える同施設。50メートルプールの水深は、中央2メートル付近が一番浅く1メートル、両サイドの一番深いところは1メートル20センチ。噴水や滝のある幼児用プールの水深は30センチと60センチ。

　7月1日15時のプール周辺の気温は29℃、50メートルプールの水温は28℃と真夏を思わせるような青空の下、約200人の子どもたちが大きな歓声を上げて泳ぐ姿が見られた。

　同プールから歩いて20分ほどにある苦楽園小学校では、学校行事により全学年給食後下校しており、帰宅後水着を持って駆けつけたとういう同小学校6年生男児は、「この日を待ちに待っていた。曇りでも雨でも来るつもりだった。晴れてうれしい。プールは冷たくて気持ちいい」と興奮気味に話した。

　営業時間は10時～18時（入場は17時30分まで）。開放期間は8月31日まで。料金は中学生以上500円、3歳以上250円。8月1日は無料開放を行う。詳しくはホームページで確認できる。