阪急西宮北口駅構内に6月20日、観光案内所「2438DRAWERS(にしのみやドロワーズ)」(西宮市高松町、TEL 0798-64-2438)がオープンする。運営は西宮観光協会(六湛寺町)。
西宮市の肝いりでお目見えする同案内所。市の委託を受けた同協会が運営する。面積は約9坪。同駅構内の今津線・宝塚方面行きホームにスペースを設ける。
ドロワーズは「引き出し」の意。一般にも知名度が高い「甲子園球場」「西宮神社」にとどまらず、多彩な観光情報を引き出してもらえる案内所を目指す。スペース内では、観光協会や市内集客施設などが発行するパンフレットを一堂に集めて提供。「スイーツ」「名塩和紙」など市の特産品を生かしたスーベニア(土産品)も販売する。併せて、市内で催されるイベント情報を積極的に収集。案内所を訪れる人のほか、市内最大の乗降客数がある同駅利用者にも発信していくという。
「一般的な観光マップはもちろん市内の街歩き情報を集めた冊子『ウブスナ』、土産品情報誌『にしのみやげに』などを提供。土産品では、市の観光キャラクター『みやたん』限定グッズも販売する」と同案内所チーフスタッフの寺迫智枝さん。「季節ごとに催事も企画していきたい。ぜひ気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は9時~19時。オープン当日は「みやたん」ほかを招き、10時30分からセレモニーを実施。11時から営業する予定。