西宮のコミュニティーFM局「西宮コミュニティ放送（通称「さくらFM」）」（西宮市池田町）と西宮経済新聞が4月から西宮の「メディア」をテーマにしたコラボFM番組「西宮メディアミックス」を始め、5月8日に2回目の放送があった。

4月10日の放送にゲスト出演した「西宮Walker」デスクの山田孝一さんと出演メンバー

　毎月1回、第2木曜日に放送する同番組。西宮のメディアに関係するゲストを招く「メディアゲストコーナー」、西宮経済新聞の人気記事を紹介する「月間 西宮経済新聞」、「さくらFMスタッフレポート」の3部で構成する。

　第1回放送では、西宮を特集する情報誌「西宮Walker」デスクの山田孝一さんを招き、4年5カ月ぶり、4冊目となる新刊を発売した経緯や編集裏話を披露。第2回の放送では、4月に創刊13周年を迎えた西宮・芦屋の地域情報紙「ともも」編集長の武地秀実さんがゲスト出演、13年の歴史やユニークなエピソード、地域とともに在り続ける情報誌ならではの苦労と喜びを語った。

　番組を企画したさくらFM統括部長の山内孝一郎さんは「メディアというと大層な響きに聞こえるかもしれないが、団体・個人を問わず西宮を軸足に発信するという部分で志を同じくする西宮経済新聞と共に、人と情報が交わる場としての番組になればと思いスタートした」と、その思いを話す。西宮経済新聞の林編集長は「地域情報を発信するメディアは地元への思いが強い人が多い。この番組がメディアのつながる『場』となって、西宮のメディアがコラボレーションするきっかけになれば」と期待を込める。

　放送は20時30分～。さくらFMは周波数78.7MHz。パソコンやスマートフォンからも聴取することができるサイマル放送にも対応している。