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西宮の街をキャンパスに学び合う「まちがく」 本年度も開校へ

5月に開催された「まちがく」合同企画ミーティングの様子

5月に開催された「まちがく」合同企画ミーティングの様子

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 西宮の街をキャンパスに、学び合いを通して仲間づくり・まちづくりの輪を広げ、いろいろな人と出会いつながりを生む「まちがく」の本年度の開校式が6月9日、ネッツGR Gagage西宮(西宮市建石町)で開催される。

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 「まちがく」では、西宮の街を巡って地域づくりを学び楽しむ「まちの授業」、西宮で活躍するさまざまな世代の人に焦点を当て、知る「ひとの授業」のほか、「仕事」「食」「防災」「福祉」「文化」の7つのテーマを授業の柱に据えている。協力企業・協働スポンサー企業(現在15社・団体)とのコラボ授業を含め年間100以上の講座を、昨年の受講者から運営側に回ったメンバーが企画している。

 主催するNPO法人「なごみ」事務局長の田村幸大さんは「一人の力で『まち』を変えることはできないかもしれない。でも、誰かと一緒に学び合うことで『まち』の見え方や行動が変われば、一人ではできないことができるかもしれない。これが『まちがく』の目指す先の姿」と話す。

 昨年度の「まちがく」入学者は173人で、本年度は6月1日の募集開始から既に60人が入学を決めている。学びの場となるキャンパスは、西宮市内の店舗や街の交流拠点など現在14カ所を用意する。

 9日14時から、1回目の授業として「みやたんの生みの親たかいよしかずさん」の「ひとの授業」を行う。

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