一日限定のライトアップイベントが11月17日、熊野神社(西宮市熊野町)で開催される。主催は甲子園口北活性化委員会。
今回が初となる同イベント。甲子園口の北エリアの中心に位置する熊野神社で、約60個のあんどんに明かりをともしてライトアップを行う。先着120人には温かいお茶も振る舞う。JR甲子園口駅前の案内所ではあんどんを展示するとともに、「甲子園口北 event book」と題したガイドブックの最新版も配布する。
「イルミネーションで、華やかにまちを活性化したい」という思いをこめて企画したという同企画。同委員会役員でウエダ花オフィス(甲子園口北町4)店主の植田泰徳さんらは昨年秋に試験点灯を行い、1年間、準備を重ねてきた。
同委員会は2020年2月、「甲子園口北エリアの活性化と魅力ある街づくりを応援する」ことを目的に活動を開始。2020年3月には地域情報誌「甲子園口北 event book」第1弾を発行した。店舗間のコラボイベントの推進やミニコンサートの主催、防犯カメラ・AEDの普及推進、甲子園口バル&マルシェへの協力などを行っているという。
会場となる熊野神社は、JR甲子園口駅から北へ徒歩8分の場所にある。境内には日本唯一の算学神社があり、毎年8月には「そろばんみこし」を展示し、そろばん供養祭も行う。。
同委員会役員で「Boutique & Ristorante Poole」(二見町)店主の溝口興作さんは「幻想的で美しい雰囲気を楽しんでいただければ。ぜひ見に来てほしい」と呼びかける。
開催時間は17時30分~21時。 雨天の場合18日または19日に延期。