阪急西宮ガーデンズ(西宮市高松町)が3月15日、開業15周年イヤーとして「阪急西宮ガーデンズ15周年アニバーサリー『こころ、咲かそう』と題したプロジェクトを始めた。
15日に開かれた記者発表で、地元・兵庫出身で幼少時から同施設を利用していたという女優の山之内すずさんが、映画「阪急電車」の著者・有川ひろさんが同施設15周年に寄せて書き下ろしたオリジナル短編小説の第1話を朗読した。
山之内さんは「ガーデンズは、中学の時のダンス発表会の会場だったり、高校生のときも西宮北口の美容室を使っていたりしたので、いつも買い物をしていた。兵庫を離れて3年たつが、ここに戻ってくると落ち着く」と思い出を披露した。
同施設では、15周年に合わせた有川さんのオリジナル短編小説の公開、15のジャンルによる「15 STORIES」のイベント実施、15周年を記念した限定商品やメニューの販売・提供のほか、ノベルティーを用意。そのほか、同施設で働くショップスタッフ15人の「PRIDE(誇り)」にフォーカスし、こだわりや利用客に届けたい思いなど、スタッフの声を特設サイトやSNSで発信する。