アクタ西宮(西宮市北口町)6階の西宮市大学交流センターで2月11日、「にしのみや健康フェスタ2023」が開催された。主催は、西宮経済新聞、ケーエスケーなどのメンバーから成る実行委員会で、西宮では今回が2回目の開催。
テーマは「楽しく健康を学ぼう」。健康寿命の延伸を目的とし、健康に役立つセミナー、薬剤師の仕事体験など、子どもを含め多世代で楽しんでもらえる内容を準備したという。
講演会場では、ロコモティブシンドローム、口腔ケアの重要性、ヨガによる身体調整法などを紹介。ウオーキングスペシャリストの山口マユウさんは、正しい姿勢のつくり方や歩き方をアドバイス。フリーアナウンサーの小林万希子さんは、朗読で脳を活性化する方法を紹介し、腹式呼吸や滑舌トレーニングを取り入れて「声で生涯現役を目指そう」と呼びかけた。
企業ブースでは、ロコモテスト、姿勢バランス、肌年齢測定等の健康チェックが行われた。薬剤師体験コーナーでは子どもたちが白衣に身を包み、薬に見立てたお菓子を一包化した。西宮市の情報提供コーナーでは、市内各地区の健康ウオーキングマップが自由に持ち帰れるようにした。
同実行委員会の矢下幸司さんは「健康フェスタは芦屋開催を含め3回目。初めての休日、西宮北口開催で、子ども向けのコンテンツも人気で、300人を超える方に参加いただけてうれしい。今後も継続的な開催を目指して、フレイル対策の中のロコモ強化の啓発に取り組みたい」と意気込みを見せる。