西宮阪急(西宮市高松町、TEL 0798-62-1381)で2月19日、話題の「ええもん」を集めた「大阪ミュージアムショップ」が始まった。
大阪ミュージアムショップは、大阪の特産品や土産品を集めた大阪府公認のインターネットショップ。大阪産業振興機構が事業主体となり、公募で選ばれた「まんてん堂」がショップ運営を行う。今回のフェアでは、18店がリアルショップとして出店する。
会場は「うまいもん」「おもろいもん」「地酒飲み比べ」、大阪生まれの「地ソースと地ポンズ」の4つのコンセプトで構成。「うまいもん」には12店、「おもろいもん」には6店が出展する。
3回目となる今年は、これまでに好評だった大阪・狭山「大阪の味ゆうぜん」のハンバーグ(4個入り、1,050円)や、堺「郷田商店」の「手すきおぼろ昆布」(840円)を販売するのに加え、新たに「男十撫(おとな)せっけん 綺麗(きれい)な男足(だんし)」(735円)を販売する摂津「大阪エース」が初めて出店する。
今回初の試みとなるのが大阪と西宮の地酒の飲み比べができる「地酒飲み比べ」コーナー。泉佐野「北庄司酒造店」、高槻「壽酒造」、西宮「大関」「万代大澤醸造」の4蔵が出展。営業企画部の松田泰之さんは「これまでの地酒コーナーで2~3店舗が集まることはあっても、1カ所で4蔵の地酒が楽しめるのは今回が初めて」とアピールする。
そのほか、東大阪「田代珈琲」は、注文を受けてからドリップしたコーヒー(1杯525円)を提供。世界的なコーヒー豆の品評会で2013年に準優勝した「コスタリカ・パルミレラ農園」のコーヒー豆(100グラム1,890円)も販売するほか、「大阪生まれの地ソースと地ポンズ」コーナーでは、業務用がメーンで家庭用が珍しい「金紋ソース」(473円)など豊富な品ぞろえを見せる。
「ついでがあったので向井珍味堂のロールケーキを買いにきた。きな粉のチョコレートを試食したらおいしかったので、それも一緒に購入した」と武庫之荘在住の主婦、山田沙代さん。営業企画部の本木順子さんは「大阪のうまいもん、おもろいもんを通して大阪の活気を味わってほしい」と来場を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。今月25日まで。