西宮神社(西宮市社家町)で7月7日夜、毎年恒例の「七夕天の川」が行われた。
当日は、地上天の川でLED約500個・全長10メートル、水中天の川ではLED約1500個・全長約90メートルに及ぶ天の川が浮かんだ。境内には3年ぶりに露店も並び、夏の風物詩が戻ってきた。
七夕天の川は、正月の十日えびすの半年後に当たる7月10日のあらえびす神社の祭礼日を中心に行われる「夏えびす」(夏の十日えびす)の名物行事の一つ。七夕天の川は、「夏えびす」のえびす万灯籠(まんとうとう)に合わせて20日も点灯する。
権宮司の吉井良英さんは「1月の十日えびすから半年後に当たる7月10日は、えびすさまの力強い荒御魂をまつる境内社のあらえびす神社の祭日でもある。20日のえびす万灯籠と合わせて、いつもと違う幻想的な境内を楽しんでいただければ」と話す。