全国高校女子硬式野球連盟と全日本女子野球連盟は4月26日、今夏の全国高校女子選手権大会の決勝を8月2日16時から阪神甲子園球場(甲子園七番町)で開催すると発表した。
昨年8月23日に史上初めて「高校野球の聖地」で決勝が行われた同大会。多くの女子プロ野球選手を輩出している神戸弘陵高校(神戸市北区)と、創部3年目の高知中央高校(高知県高知市)が対戦した。楽しそうに野球をする女子球児の姿は大きな話題を呼んだ。
決勝の予備日は同月4日午前。6日に始まる男子の選手権大会より前の日程で開催される。昨夏は男子の準々決勝翌日(休養日)の8月22日に予定されていたが、男子の試合で雨天順延が相次ぎ、決勝の日程が何度も変更になっていた。今年は男子の日程の影響を受けずに開催ができる。準決勝までは兵庫県丹波市で行う。出場校や日程は未定。
今春の全国高等学校女子硬式野球選抜大会は4月3日、東京ドームで開催された。昨夏女王の神戸弘陵高校は準優勝。延長10回(女子野球は7イニング制)のタイブレークの末、福井工業大学付属福井高校(福井県福井市)が頂点に輝いた。