潮芦屋ビーチ(芦屋市南浜町)で7月23日、恒例の「芦屋サマーカーニバル」が開催される。主催は芦屋市民まつり協議会(TEL 0797-35-0871)。
同イベントは今年で38回目。毎年約6000発の打ち上げ花火が阪神間の夏の風物詩として親しまれ、県内外から訪れる来場者でにぎわいを見せる。
今回は津軽三味線の演奏に合わせて花火を打ち上げる演出を行うほか、「音楽と花火のショー」をテーマにコンピューター制御でBGMや効果音の抑揚に合わせて花火を打ち上げる。フィナーレでは「恋する花火」と題し、笑顔やハートなどをかたどった「型もの花火」も打ち上げる予定。約3000発の連射も見どころの一つ。
広場に設置する「市民ステージ」では、灘高校(神戸市東灘区)の生徒らが企画する浴衣コンテストなど、約15のプログラムを用意。会場内では、食べ歩きやゲームなど合わせて約160の夜店を出店し、イベントに花を添える。
実行委員長の根津嗣郎さんは「ぜひ会場に足を運んで、世界最高峰とされる日本の花火の生の迫力を味わってほしい」と呼び掛ける。
開催時間は13時~21時。花火打ち上げは19時50分~20時30分。入場無料。有料観覧席は、前売り=2,500円、当日=3,000円。砂浜の一部を区切った「砂浜観覧席」は1,000円。