西宮・山口町を流れる有馬川沿いで6月4日、「ホタルウォークラリー」が開催される。

チェックポイントのクイズに答える参加者

　有馬川に生息するホタルを観賞しながら歩く同イベントは今年で20回目。初開催は1997年。ホタル観賞を通じて自然を守ることの大切さを学んでもらおうと、毎年開いてきた。昨年は、1000人以上が参加した。

　コースは、川沿いに整備されている「有馬川緑道」の平成橋（西宮市山口町上山口2）から阪神高速道路・北神戸線中野高架橋（同町中野）にかけての約2キロ。参加者は、約1時間かけて3カ所のチェックポイントをクリアしながら歩くことで、ゲンジボタルなどを観賞・観察できる。

　主催する山口・船坂校区青少年愛護協議会の本田三延会長は「昨年は一昨年の大雨の影響で数がかなり少なかった。今年は大発生にはほど遠いが5月12日以降、徐々に増えてきている。当日どれくらい飛ぶか楽しみにしてほしい」と参加を呼び掛ける。

　集合場所は山口中央公園（同町上山口5）。集合時間は19時15分。雨天時は6月5日順延。参加無料。