西宮・山口町の旧船坂小学校(西宮市山口町船坂)で8月1日・2日、夏休み中の親子らを対象にするイベント「船坂里山の楽しい夏休み2015」が開催される。主催は同施設の管理運営委員会。
2010年の廃校で残った旧小学校の施設を利用して開かれる同イベント。2010年から2年に1回、秋に開かれてきた芸術祭「船坂ビエンナーレ」などと同じく、段々畑や古民家といった里山の原風景が残る同地域の活性化を目的とする。
両日、会場内で「鉄道模型公開運転会」を実施。模型の規格は「HOゲージ」で、新幹線や阪急電鉄などの87分の1ミニチュア車両がレールの上を走る様子を楽しめる。
2日には、「流しそうめん体験会」も併せて実施。同地域でよく見られる「孟宗竹(もうそうちく)」を利用して約15メートルの樋(とい)を組み立て、20キログラムのゆでそうめんを200杯分にして流す。
代表の梅原浩之さんは「自然豊かな船坂の里山で、夏休みの一日を過ごしてほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。流しそうめんの参加費は200円で、無くなり次第終了。