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甲子園で「浴衣バル」-初夏の風物詩、浴衣姿で食べ飲み歩き

浴衣姿でイベントをPRする実行委員と参加店のメンバー

浴衣姿でイベントをPRする実行委員と参加店のメンバー

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 甲子園球場周辺で7月4日から3日間、浴衣姿で楽しむ飲食イベント「甲子園浴衣バル」が開催される。

甲子園球場そばの参加店の前にできた入店待ちの行列(昨年)

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地元の飲食店や市民が有志で実行委員を結成し運営、今年で3回目となる同イベント。球場周辺26店の飲食店のほか野球グッズショップや生花店など物販店も参加する。全店で1コイン500円のバルメニューが楽しめる。店舗によっては2コイン1000円で1ランク上のサービスも用意。各店が自慢の一押し料理や商品を3日限りのバルメニューとして提供する。

 他地域のバルのような前売り券やチケットはなく、現金で注文でき「バルメニューお願いします」という合言葉だけで、ガイドマップに記載のサービスが受けられる。浴衣着用でなくても注文できるが、浴衣や甚平姿など和装で来店すると各店が独自に用意する「浴衣着用特典」を受けられる。昨年はグラスビールが中ジョッキにグレードアップするという特典が多かったという。

 今年は近隣の大型商業施設「ららぽーと甲子園」からも飲食店3店舗が初めて参加。最終日は、同施設とのコラボ企画として「ご当地キャラと七夕写真撮影会」を実施。西宮市観光キャラクター「みやたん」や「ふくみみ福ちゃん」、ららぽーと甲子園キッズナビゲーター「ラビットララビ」が、同施設2階のパークウォークコートに登場する。希望者は七夕の願い事を書いたボードを持ってご当地キャラと一緒に無料で写真撮影を楽しめる企画も用意する。

実行委員長を務める「焼き鳥じゅげむ」店主の山崎哲さんは「年に一度の七夕に、町が浴衣一色に染まる風情あふれる初夏の風物詩として甲子園に定着させたい。2回目だった去年は初年度よりも浴衣を着て参加してくれる人の数が増えた。今年は親子やカップルなどさらにたくさんの人浴衣で参加してほしい」と来場を呼び掛ける。

 ガイドマップは参加各店や同市の関連施設で配布するほか、最終日には「ららぽーと甲子園」の球場側出入り口付近に設置される特設インフォメーションでも配布する。詳細はホームページで確認できる。

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