3月7日・8日に行われる食べ飲み歩きイベント「西宮あっちこっちバル」参加加店舗の情報などをまとめて無料閲覧できるスマートフォン用のウェブアプリ「バルを10倍楽しむアプリ」を、地元在住のプログラマー竹中章洋さんが開発した。閲覧時に現在地周辺のバルの中から参加店だけをマップに表示することができる。
「もっと楽しく、もっと便利に店を回れるように」がコンセプトの同アプリ。ウェブアプリのためインストール不要で、専用のURLにアクセスするだけで無料利用できる。
同バルイベントに参加する513店の店舗情報やバルメニュー、バルメニュー提供時間帯などを閲覧できるほか、現在地確認や口コミ情報をリアルタイムでの閲覧が可能。フェイスブックやツイッターへの投稿機能も備え、店の混み具合や料理写真などを参加者同士で共有することができる。
同アプリは昨年10月、にしきたバル実行委員長の網田真之さん(スペイン料理vale代表)と地元食べ歩きブロガーの足立ゆみさん、西宮経済新聞林編集長ら市民4人で開発。昨年10月開催の「第2回にしきたバル&マルシェ」で試験的に一般公開したところ、1週間の告知で約400人以上からアクセスがあり、1人平均10ページ以上を閲覧されるなどの成果を上げた。その結果を元に改善を続け今回のリリースに至った。
「バルに参加していて自分が欲しいと思って作った」と竹中さん。「このアプリを使うと『バルのマップを持っていない』『遠い店まで歩いて行ったのに着いたら店が閉まっていた』『マップと開催時間の照らし合わせが大変』など、バルに参加するとよくある問題が解消できるので、たくさんの人に使ってほしい」と利用を呼び掛ける。
「歩きながら閲覧するのは危険なので立ち止まって見てほしい。記載内容は十分に確認したつもりだが、誤りはあるかもしれないので確かな情報は公式バルブックを確認してほしい」とも。