圧力釜でゆであげる自家製麺のうどんを全品500円均一で提供する「讃Q(サンキュー)甲子園製麺所」(西宮市上甲子園)が3月1日、うどんの製法で作る中華麺「中麺(ちゅうめん)」の販売を開始を発表、常連客の間で早くも話題になっている。
食べ終えたお客さんに「Thank You(讃Q)」と声をかけ送り出す所長の高橋さん
うどん同様に生地を寝かせることでモチモチした食感を出す同商品。名前の由来は「うどんとラーメンの中間の麺」ということから。「もともと『焼きそば』に使用していた麺を、ゆでてそのまま冷やして食べると独特の食感が味わえることを発見し、この春からの一押し商品として販売することにした」と同所長の高橋明さん。「関西人の舌に合わせたブレンドだしと、うどんの食感を大切にし、これからも季節に合わせた商品の考案をしていきたい」と、今後の開発に余念がない。
常連客の吹田市在住の曽根さんは「西宮市にある取引先に来る時は必ず来店する。牛肉と煮卵とにんにくの入ったスタミナうどんなど、他にはないメニューがあるのが良い」と話す。
営業時間は11時~16時。木曜定休。なお、同店では材料費の高騰により3月以降、全品580円均一に価格を変更する。