西宮市内159店の情報をクーポン券付きで紹介するガイドブック「西宮色本(いろぼん)」が現在、好調な売れ行きを見せている。
発行元は西宮市商店市場連盟(西宮市櫨塚町、TEL 0798-34-6005、以下商市連)。市内の商業振興を目的に同市の補助を受けて実施する「一店逸品事業」の一環として刊行した。
企画編集は、商市連に加盟する若手経営者3人のグループ「西宮未来創造」が担当。飲食86店とサービス・物販73店の計159店が薦める商品やサービスをクーポン付きで紹介し、B7サイズの一冊にまとめた。発行部数は5000部。クーポンを提示した来店客に割引・値引きやワンドリンクサービスなどの特典を提供する。
発売は11月11日。市内の書店「ブックファースト」3店舗に並べたところ、西宮店(高松町)では初日だけで330冊を売り上げた。予想を超える売れ行きで現在、3店舗の店頭には残りわずか。併せて販売していた掲載各店でも完売したところが多いという。
「かばんに入れて持ち歩いてもらえるようにコンパクトなサイズにこだわった。予想以上の反響をうれしく思う」と西宮未来創造の代表・内野年記さん。「この本をきっかけに西宮の逸品と出合ってもらえれば」と話す。
価格は300円。