西宮市民会館(西宮市六湛寺町)で12月1日、市民参加のコンサート「第九inにしのみや」が開催される。
西宮ユネスコ協会副会長など地域貢献活動にも参加する、第九inにしのみや実行委員長の古胡博己さん
西宮交響楽団が阪神・淡路大震災からの復興とその感謝の気持ちで3年に1回開いている同コンサート。今年は、市の「文教住宅都市宣言50周年」の記念事業として開かれる。当日の合唱には、公募の一般市民に「西宮市合唱連盟」所属の団体メンバーを加えた約170人が参加。ベートーベン交響曲「第九(交響曲第九番二短調作品125『合唱付き』)」やヴェルディの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲を披露する。
オペラ指揮者としても活躍する斉田好男さんの指揮の下、1953(昭和28)年設立の老舗アマチュアオーケストラ「西宮交響楽団」が演奏する。独唱として出演は、石橋栄実さん(ソプラノ)、福永圭子さん(アルト)、畑儀文さん(テノール)、篠部信宏さん(バリトン)。
「歌い手や伴奏の西宮交響楽団はアマチュアだが、指揮者と独唱者4人は今脂がのっている素晴らしい方に来ていただける」と同コンサート実行委員長の古胡博己さん。「8月から毎週金曜に練習してきた。当日に向けてみんな燃えている。当日券もあるので、練習の成果を市民の皆さんにぜひご覧いただければ」と来場を呼び掛ける。
13時30分開場、14時開演。入場料は1,000円(全席自由)。