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高校野球100年で甲子園特番 地元・西宮のFM局が放送

高校野球開催100年を迎える甲子園球場

高校野球開催100年を迎える甲子園球場

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 8月6日から始まる「夏の甲子園」にあわせ、西宮のコミュニティーラジオ局「さくらFM」が2日、この夏に迎える「高校野球100年」にちなむ特別番組を放送する。

チラシを持ってPRするさくらFMのスタッフ

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 尼崎と伊丹、西宮、宝塚のFM局4局合同事業として実施される同番組。全国高校野球連盟(高野連)、朝日新聞社、阪神電鉄の協力を得て実現する運びとなった。

 「夏の甲子園」のルーツとなる大会の始まりは1915(大正4)年。国内各地の地区予選に参加した旧制中学校73校の代表10校が一堂に会し、「全国中等学校優勝野球大会」として初めて開催された。

 当初の会場は豊中球場(大阪府)。鳴尾球場(旧・鳴尾村、現・西宮市)の使用を経て、1924(同13)年からは落成したばかりの甲子園球場(同)に会場が定まった。翌1925(同14)年には、「春のセンバツ」の前身で「選抜中等学校野球大会」も始まっている。戦時中の中断を経て1946(昭和21)年からは、新制高校が参加する形に改まった。

 番組は、「高校野球100年と甲子園」と題して同FM局が企画。高校野球にまつわる人らをゲストに迎え、座談会形式で放送する。ゲストは、高野連の田名部和裕理事や元甲子園球児、市内で球児らの宿泊を受け入れている旅館オーナーなど。開会式で地元・市立西宮高校の女子生徒が務めることが恒例になっている「プラカードガール」の経験者も出演する。

 同番組担当ディレクターの入江吉則さんは「100年目を迎える高校野球に関わる人たちをスタジオに迎えて制作した。初めて聞く話も多かったのでリスナーにも興味深く聴いてもらえると思う」と話す。

 放送時間は12時~14時。

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