阪神電鉄が7月26日、この夏から営業運転を開始する新型車両「5700系」を一般に公開する試乗会を開く。
現行の普通型車両「5000系」の置き換えを目的に導入される同車両。現在、4両編成1本が落成し、線内で試運転に臨んでいる。普通型車両の新型導入は20年ぶり。試乗会では応募した一般客を乗せて、大阪の梅田駅から神戸の石屋川車庫までを往復するという。
途中の甲子園駅(西宮市甲子園七番町)では10時ごろから約50分間停車し、降車専用ホーム「5番線」を利用して試乗客限定の撮影会とクイズ大会を開く。同電鉄関連グッズの販売も行う予定。撮影会は石屋川車庫でも実施する。
現在、参加者を募集している。同社運輸部の松下美明さんは「鉄道ファンはもちろん、家族・友人同士にも楽しめる内容を用意しているので、ぜひ参加していただければ」と応募を呼び掛ける。
申し込みは専用ホームページで受け付ける。4歳以上、150人限定で、応募多数の場合は抽選。応募締め切りは7月12日。