西宮観光協会が7月1日、市の観光キャラクター「みやたん」にもっと親しんでもらおうと、市内の小学生が歌うCD曲「みやたん音頭」をリリースする。
「みやたんマーチ」に続き2曲目となる同シングル。夏休み期間を中心に開かれる市内の子ども向けイベントなどをまとめて発信する同協会の恒例企画「みやたんと夏休み」で、今年の目玉としてリリースが決まった。
作詞と作曲を手掛けたのは、同キャラ生みの親でクリエーターの「たかいよしかず」さん。歌は、西宮少年合唱団に所属する小学生で大澤綜師くんと守谷優莉奈ちゃんの2人が吹き込んだ。曲調は、タイトルにもある「音頭調」で、覚えやすく「そーれそれそれ」と合いの手風の歌詞も入るなど子どもに親しみやすい曲となった。
リリースに合わせ、みやたんも「音頭」バージョンの衣装を発表。赤いはっぴをまとい、トレードマークの胸のペンダントは市花の「サクラ」や甲子園球場にちなむ「野球ボール」、同じく西宮神社にちなむ「えべっさん」などから祭りぢょうちんをモチーフにしたものに掛けかえる。
同協会の古林鉱太郎さんは「みんなで楽しく歌い、踊ってもらいたい。盆踊りなど今夏のイベントはこの曲で大いに盛り上がっていただければ」と期待を寄せる。
価格は1枚500円(税別)。阪急西宮北口駅構内の観光案内所「2438(にしのみや)ドロワーズ」のほか、ららぽーと甲子園内「TOWERmini(タワーミニ)」など市内のCDショップでも販売する予定。