西宮フレンテホール(西宮市池田町)で4月10日、13日の告示を前に立候補予定者を招き「西宮市長選挙マニフェスト型公開討論会」が開催される。主催は西宮青年会議所。
現職と市議2人の合わせて3人が立候補を表明する今回の西宮市長選挙。告示は13日で投票は20日。前回(2010年)の選挙では33.65%と投票率が低迷したこともあり、選挙への関心を高めようと同会議所が企画した。
当日は、招きに応じた立候補予定者らが登壇。同会議所前理事長・大迫康二さんがコーディネーターを務める。「激しい論戦を望むものではなく、各予定者の政策を明確にし、有権者に理解してもらうことが趣旨」と同会議所担当者。
討論は、予定者らが掲げる選挙公約「マニフェスト」を中心に据え、大迫さんとの一問一答形式で進める。設問は3つ。市が昨年8月に敷地の半分にあたる約3.8ヘクタールの購入を明らかにした「アサヒビール工場跡地」(津門大塚町)の活用方法と年間7~8億円の赤字が続く西宮市立中央病院の財政問題、待機児童の解消など子育て施策について意見を求める。
開催時間は19時~21時。入場無料。討論会の模様はユーストリームで中継を予定する。