見る・遊ぶ 暮らす・働く

西宮に春告げるジャズの調べ-「JAZZ 3days」、今年も開催へ

プログラムの一つ「ジャズ・シンガーズ・スペシャル」の様子。2013年の同イベントで撮影(写真提供=西宮市文化振興財団)

プログラムの一つ「ジャズ・シンガーズ・スペシャル」の様子。2013年の同イベントで撮影(写真提供=西宮市文化振興財団)

  • 0

  •  

 阪急西宮北口駅近くの「プレラホール」(西宮市高松町)で4月11日、市民らを対象に合わせて3日間・2会場でジャズを繰り広げるイベント「西宮JAZZ 3days」が開幕する。主催は西宮市文化振興財団(六湛寺町、TEL 0798-33-3111)ほか。

プログラムの一つ「酒と桜の日々」、2013年の様子

[広告]

 2005年春に始まった同イベント。同年迎えた西宮市制80周年をきっかけに前年の2004年から同市が推進する事業「音楽と出会うまち西宮」の一環として、市民にジャズの音色を届けてきた。10回目を迎える今年は、4月11日と13日、5月10日の合わせて3日間にわたり、市内2会場で1st~3rdの3プログラムを展開。プログラムごとに異なるコンセプトを掲げ、1st(4月11日)と3rd(5月10日)はプレラホールを、2nd(4月13日)は「なるお文化ホール」(古川町)を、それぞれ会場とする。

 市花でもあるサクラのシーズンにちなんだ1st「酒と桜の日々」には、平均年齢82歳というユニット「ゴールデン・シニア・トリオ」が登場。市内在住の宮本直介さんと鍋島直昶さん、関西ジャズ協会会長でもあるピアニスト大塚善章さんの3人が、有名映画の主題曲やアカデミー賞受賞曲をジャズにアレンジしたナンバーを披露する。

 2ndには、市内にある中学・高校と大学の生徒・学生らが課外活動で編成する「ビッグバンド」5組が出演。「ヤング・アット・ハート」と題し、5組の指導を行ってきたプロと共に「ジャズ・ボーカル」を特集する。

 3rdは「ジャズ・シンガーズ・スペシャル」。シンガー5人がミュージカルや映画音楽の分野で多数のスタンダードナンバーを残した米国の作詞・作曲家「コール・ポーター」の作品をソロやコーラスで披露する。

 開演は、1st=19時、2ndと3rd=14時。開場は各30分前。入場料金は1stと3rd=各3,000円、2nd=1,200円。前売り券は各会場窓口ほかローソンチケットでも取り扱う。問い合わせは同財団まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース