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甲南大CUBEで20回記念「ペチャクチャナイト」-地域で国際交流の場づくり

会場となった甲南大学西宮キャンパス(愛称=CUBE)

会場となった甲南大学西宮キャンパス(愛称=CUBE)

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 「甲南大学西宮キャンパス(愛称=CUBE)」(西宮市高松町8、TEL 0798-63-5741)で4月18日、トークイベント「Pechakucha Night(以下ペチャクチャナイト)NISHINOMIYA volume20」が開かれた。

普段は入れないキャンパスから見える西宮北口の夜景

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 ペチャクチャナイトは、東京を拠点に活動する建築デザイナー・クラインさんとダイサムさんが2003年から始めたイベントで、1人20枚のスライドを20秒ずつ計400秒でプレゼンテーションを行うシンプルなルールが特徴。デザイナーやクリエーターのプレゼンテーション、個人の旅の思い出や記録、日常生活での発見など、誰でもプレゼンテーターになれる気軽さと、若者の社会活動参加という側面から注目され、世界各地400以上の都市で開催されている。

 普段は入れない同大キャンパスを誰でも参加できるように会場として一般開放し、地域との交流も図る同イベント。今回は「20にこだわるペチャクチャナイトの記念すべき20回目」ということで、東京本部から祝いのメッセージが届いた他、追手門大学と甲南大学の学生がソーラン節のパフォーマンスを披露し観客を楽しませた。

 プレゼンテーターの1人、大阪製罐社長の清水雄一郎さんは「自分の中にある面白いことを形にする。自分から行動を起こすことはとても勇気のいることだが、自分が楽しめることを他の人にも楽しんでもらえると、もっと自分から行動したくなる」と発表。同社の「カンカンマン」というオリジナルキャラクターを軸に活動してきた事例を挙げてプレゼンテーションした。その他9人のプレゼンテーターが、留学の体験や専門としている学問、夢や目標などそれぞれの思いの丈を発表した。

 ホストを務めた同大教員のブレント・ジョーンズさんは「みんな忙しい中集まって、このような国際交流ができるのは素晴らしいこと。違った年代の人と交流することはCUBEの学生にとっても大事なので、もっとたくさんの人に参加してもらってよりクリエーティブで楽しい機会を提供していきたい」と次回への抱負を話した。

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