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西宮の洋菓子店主ら「イースターエッグ」でコラボ-13店が趣向凝らす

「西宮洋菓子研究会」に参画する洋菓子店主ら。西宮市内で撮影

「西宮洋菓子研究会」に参画する洋菓子店主ら。西宮市内で撮影

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 洋菓子を西宮ブランドの一つにしようと市内の洋菓子店主らが参画する「西宮洋菓子研究会」が現在、キリスト教の祝祭「復活祭」にちなみ、卵をモチーフにしたオリジナルスイーツを期間限定で販売している。

オリジナルスイーツは卵をモチーフに各店が趣向を凝らす

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 復活祭はイースターとも呼ばれ、死から3日後によみがえったというイエス・キリストの復活を祝う祭り。教徒の間では春の訪れや生命の誕生を象徴する日ともされる。欧米では祭りに合わせ、「誕生」のイメージから卵で料理や菓子などを作る「イースターエッグ」を楽しむ家庭も多く、近年は国内でも広がりを見せるようになった。今年は4月20日が祭りの日に当たる。

 オリジナルスイーツの開発と提供は、マヨネーズで知られる食品メーカーの関連会社で、主に卵製品を取り扱う「キユーピータマゴ」(東京都調布市)が研究会に提案し実現した。同社から店内を飾るPOPなどの提供を受ける一方、有志13店が卵形のスイーツを新たに開発。イースターエッグになぞらえて販売することで復活祭を盛り上げる趣向だ。

 開発したスイーツは、「ヒヨたまプリン」(ツマガリ、432円)や「コンフィズリーの詰め合わせ」(エイジニッタ、864円)、西宮市のゆるキャラ「みやたん」が顔をのぞかせる「卵のかくれんぼ」(ベルン、540円)など。いずれも卵型の容器を使う。食べ終わった容器に絵を描く「エッグペイント」をして、店へ持参する客には焼き菓子などの記念品を進呈。キユーピーが提供するオリジナルグッズが当たるチャンスも設けるという。

 ツマガリ専務の津曲泰弘さんは「オリジナルスイーツの提供を通じ、一般の方にあまり知られていない復活祭をもっと広めようと始めたイベント。各店が趣向を凝らしたスイーツはもちろん、食後のエッグペイントも楽しんでもらえれば」と話す。

 4月20日まで。

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